ナットウキナーゼをDHA・EPAと合わせて取るメリットとは?サラサラ成分の相乗効果

DHA・EPAのサプリメントはたくさんあります。

DHA・EPA単体のサプリだけではなく、他の成分も摂ることができるよう、様々な成分を配合したサプリもあります。

ナットウキナーゼもその成分の一つで、DHA・EPAと組み合わせて一つのサプリメントになっているものがあります。

納豆は健康食品の代表的なものですが、DHA・EPAと組み合わせることで、健康に対する効果をより高めることができます。

それでは、健康成分であるナットウキナーゼと、DHA・EPAを同時に摂ることで、どんな相乗効果があるのか、管理栄養士が解説していきます。

DHA・EPAとナットウキナーゼを一緒に摂るメリットは?

DHA・EPAとナットウキナーゼを一緒に摂ることによって、期待できる効果は次の通りです。
  • 血液をサラサラにする
  • コレステロールを下げる
  • 中性脂肪を下げる
  • 動脈硬化の予防
  • 心疾患・脳血管疾患の予防
  • 冷え性の緩和
  • ダイエット効果
DHA・EPAや、ナットウキナーゼには、血中のコレステロールや中性脂肪を低下させ、血液をサラサラにするという効果があります。

このことから、動脈硬化や、心疾患・脳血管疾患などの重大な病気になるリスクを低下させることが期待できます。

コレステロールや中性脂肪が高いと悩んでいる人にオススメです。

また、血液がサラサラになると、代謝が良くなります。代謝が改善されると、血行が良くなり、冷え症が改善され、痩せやすい体作りにも効果的です。

「食事を制限したり、運動をしているのになかなか痩せない」という人にもオススメです。

DHA・EPA、ナットウキナーゼは、同じような働きを持っていますが、3つの成分が合わさることで、より強力になり、このような健康への効果が高まると考えられます。

ナットウキナーゼとは

では次に、ナットウキナーゼがどのようなものか見ていきましょう。

ナットウキナーゼとは、名前の通り納豆に含まれる成分で、ネバネバ成分に含まれるたんぱく質分解酵素のことをいいます。

納豆は日本で昔から食べられてきた伝統食品で、煮大豆を納豆菌で発酵させる過程でナットウキナーゼが発生します。

1925年に、精製及び性質について報告されていますが、正式に命名されたのは、1980年代と割と歴史は浅い成分です。

ナットウキナーゼは、血栓(フィブリン)を予防するのに役立ちますが、その他にも、血流改善、血圧降下、血小板凝集抑制などの働きもあります。

血液をサラサラにする効果のある成分は他にも多くありますが、そのほとんどが、血栓ができる前に予防をするものです。

これに対し、ナットウキナーゼはできてしまった血栓を溶かすという特徴があります。

納豆からナットウキナーゼの効果が得られにくい理由とは?

ナットウキナーゼには、血栓を溶けにくくする成分を分解する働きがあると報告されています。

ですが、納豆には「止血のビタミン」とも呼ばれるビタミンKが多く含まれており、出血した時に血を固めやすくする成分も含まれています。

つまり、ナットウキナーゼとビタミンKは、相反する働きをするため、血栓予防として、食品の納豆を摂取しても、効果は少し弱まってしまいます。

そのため、サプリメントから直接ナットウキナーゼをとることは、納豆を食べるよりも、血液サラサラの効果を得やすいと言えます。

ナットウキナーゼを摂取するタイミングは?

ナットウキナーゼは、納豆を食べて約1時間後から血栓溶解酵素として機能します。持続時間は8〜12時間ほどです。

血栓は体の水分量が低下していたり、長期にわたって血流が圧迫される時にできやすいので、夕食後から睡眠前の時間で摂取するのが良いとされています。

ナットウキナーゼはどのくらい摂ったら良いの?

1日の摂取目安量は、2000FU(活性を表す単位)が目安とされています。

納豆1パック50gには、約1500FUのナットウキナーゼが含まれているので、納豆だけで考えた場合は、1日1〜2パックが目安となります。

ですが、納豆が苦手だったり、毎日その量を続けるのは大変と感じる人は、サプリメントから摂るという方法もあります。

納豆は胃酸の影響を受けやすいのですが、サプリメントであれば胃酸の影響を受けにくく、体に吸収されやすく、効率良く成分をとり込めます。

まとめ

DHA・EPAとナットウキナーゼは、共通して血液をサラサラにするという効果を持っています。

異なる点は、DHA・EPAは血栓ができる前に予防する点、ナットウキナーゼは、できてしまった血栓を溶かすという点です。

DHA・EPAだけでは足りない部分を、ナットウキナーゼが補ってくれるので、一緒に組み合わせることで、より高い効果を期待することができます。

ナットウキナーゼは、食品の納豆から摂ろうとした場合、作用の拮抗するビタミンKによって、効果が弱まってしまうと考えられます。

また、1日の摂取目安量である2000FUを、毎日摂り続けるのは大変ですし、納豆が苦手な人は苦痛を感じてしまいます。

毎日摂り続けるということを考えると、なるべく手間やコストがかからない方法がおすすめです。

DHA・EPAやナットウキナーゼは、サプリメントを活用することによって、より効果的に体にとり込めます。

血液をサラサラにする効果のあるDHA・EPAやナットウキナーゼは、コレステロールや中性脂肪が気になる人、代謝を良くしてダイエットを効率良く行いたい人、冷えが気になる人などにおすすめの組み合わせです。