紅麹を DHA・EPA と合わせて取るメリットとは?コレステロールを下げる 2 つの成分

DHA・EPAと一緒に配合されている紅麹は、他の成分に比べるとあまり知られていません。

紅麹にはどんな作用があるのか、DHA・EPAと合わせて摂ることでどんなメリットがあるのか、管理栄養士が解説していきます。


DHA・EPA と紅麹を一緒に摂るメリットは?

DHA・EPA と紅麹を一緒に摂ることで得られる効果には、次のようなものがあります。
  • 悪玉コレステロールの合成を抑制する
  • コレステロールの吸収を抑制する
  • 善玉コレステロールを増加させる
  • 生活習慣病のリスクを下げる
  • 血液をサラサラにする
  • 代謝を改善する
  • ダイエット効果
  • 冷え性改善
紅麹は、生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールを低下させるとされています。

DHA・EPAにも、同様の効果があると言われていますので、一緒に摂ることで、コレステロールを低下させる効果をより高めることができます。

また、コレステロールを低下させることで、血液がサラサラになります。これにより、代謝を改善し、冷えを緩和して、痩せやすい体へと改善していく効果が期待できます。

コレステロール値が高く、脂質異常症と診断されていたり、家族がそのような傾向があって、自分も予防したいという人、血流を改善して、効率よくダイエットをしたいという人などにオススメの組み合わせです。

紅麹とは

紅麹の歴史

紅麹は、紅麹菌を発酵させた赤色をした麹菌の一種です。

中国の伝統的な健康食品であり、古くから国民の健康維持に役立つものとしてとり入れられてきました。

中国では、内臓を強くする漢方薬として、消化を助け、血行を良くし、胃をすっきりさせると言われています。

日本で健康に対しての効果が確認できたのは1980年代と、中国に比べるとまだまだ歴史の浅い成分です。

紅麹が使われている食べ物

沖縄料理の「豆腐よう」という発酵食品や、紹興酒、赤色の着色料として利用されています。

かまぼこや飲み物の天然の着色料として使用されており、気が付かないうちに摂取していることが多いです。

また、お菓子の着色用に、液体やパウダーとして売られています。

紅麹に含まれる成分

紅麹にはモナコリンという成分が含まれています。

このモナコリンは、脂質異常症の治療薬であるバスタチンと構造が似ており、コレステロールを作るのに必要な酵素の働きを阻害します。

これによって、血中のコレステロール値を低下させると考えられます。

コレステロールの吸収を抑える効果のある成分は、他にも多くありますが、コレステロールの合成自体を抑える成分はあまりないので、紅麹はとても貴重な成分です。

また、β-シトステロール、カンペステロール、フラボノイド類も含まれているため、これらの成分によって相乗効果が増し、コレステロール低下に関わっているようです。

その他、紅麹にはGABAが含まれています。

GABAは脳内に多く存在する神経伝達物質で、神経細胞の興奮や、抑制を他の細胞に伝達する働きをしています。

GABAは一時期注目された成分で、チョコレートなどで名前を聞いたことがあるという人もいるかと思います。

GABAにはリラックス効果があるとして、広く認知されていますが、血圧降下作用にも効果があります。

この効果を裏付けるように、高血圧患者に紅麹エキスを配合した飲料を12週間摂取させた実験で、血圧が低下したという結果が報告されています。

紅麹を摂るタイミング

コレステロールは睡眠中に合成されるので、紅麹を摂るなら就寝前がおすすめです。

しかし、一番大切なのは飲み忘れないということなので、自分が飲みやすいタイミングを見つけ、継続しましょう。

紅麹の摂取目安量は?

はっきりとした量は決まっていませんが、紅麹の効果を確認する研究では、200mgの投与を8週間行っています。

サプリメントに配合されているのは200mgとなっているものが多いので、この研究結果から考えると十分な量と考えられます。

また、血圧や脂質をコントロールする薬を飲んでいる人は、紅麹入りのサプリメントを飲んで良いか、必ず医師や薬剤師に確認してから飲み始めるようにしてください。

まとめ

紅麹は、古くから中国で使われてきた食品です。

お菓子やかまぼこの着色料にも使用されているので、意外と身近なものです。

まだ健康食品としての認知度はあまり高くはありませんが、コレステロールを低下させたり、血圧を下げたりと、健康に役立つ成分です。

DHA・EPAを摂取するだけでも、さまざまな効果を得ることができますが、紅麹と合わせることで、その効果をさらに高めたり、効果の幅を広げることができます。

DHA・EPAと紅麹を一緒に摂ると、コレステロールが気になる人や、血圧が高い人に効果的です。

コレステロールが減少すると、血流の改善が期待でき、ダイエットや冷え性の緩和などをサポートしてくれます。

サプリメントの効果はすぐには現れませんので、毎日続けて飲むということが大切です。

体質改善には少なくとも3ヶ月はかかるとされています。途中で効果がないからといってやめてしまわずに、気長にコツコツ続けてみましょう。

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