眼精疲労に効果的な成分3選!メカニズムや原因、対策について解説します

最近はパソコンやスマホを当たり前に使う時代となり、昔よりも目にかかる負荷が増えています。

眼精疲労は目が疲れるだけではなく、全身にまで疲れを感じる場合もあります。

進行すると、頭痛や肩こり、イライラ、吐き気などの全身症状が慢性化する可能性があり、パソコンを使う仕事をしている人、寝る前についスマホを長時間使ってしまう人などは要注意です。

目に良いとされる食品はいろいろなものがありますが、せっかく使うのであればより効果の高いものを選んでいきたいですよね。

今回は、眼精疲労に効果的な3つの成分をご紹介し、メカニズムについて管理栄養士が詳しく解説していきます。

眼精疲労にオススメな成分3選

DHA・EPA

DHA・EPAは、青魚に含まれている脂肪酸です。

健康効果がとても高く、さまざまな症状の予防・改善に役立つとされています。

DHA・EPAはひとまとめに紹介されることが多いのですが、細かく見ていくとそれぞれの働きは異なっています。

EPAは目まで到達することができないので、視覚に効果があるとされているのはDHAのみです。

DHAは目の網膜に多く存在しており、DHAの量と視力には相関関係があると考えられています。

具体的には近視の改善や集中力の向上などに効果があります。

眼精疲労に関してのDHA単体での研究データは確認できませんが、眼の機能が全体的に向上することによって、眼精疲労も自然と緩和されるのでは、と推察できます。

アントシアニン

ブルーベリーに含まれているアントシアニンは、昔から眼に良いと言われており、知っている方も多いのではないでしょうか。

アントシアニンには、細胞にダメージを与えて老化を促進させる活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

目は常に外気と接触しており、紫外線やブルーライトなどの活性酸素の発生要因となるものに触れる機会が多い器官です。

長時間目を使うことで、光の情報を受け取るロドプシンという物質の再合成が遅れてしまい、眼精疲労の原因となります。

抗酸化作用を持つアントシアニンには、網膜にあるロドプシンという物質の再合成をサポートし、視覚機能を改善する効果があります。

ルテイン

ルテインは、カロテノイドと呼ばれる色素の一種で、野菜や果物に多く含まれています。

ルテインもアントシアニンと同じく抗酸化作用を持ち、活性酸素から目を守る働きをしています。

ルテインは水晶体や黄斑部に存在しており、水晶体においてはブルーライトを防ぐフィルターのような役割をしています。

また、黄斑部は眼球の中で最も光が集まる部分であり、ルテインはこのような視力を支える重要な部位を、活性酸素から守ってくれています。



▶ もっと詳しく:ルテインをDHA・EPAと合わせて取るメリットとは?ブルーベリーに含まれるルテインの効果とは

眼精疲労とは?

症状について

眼精疲労の主な症状としては次のようなものが挙げられます。

目の症状

  • 目が疲れる、ぼやける
  • 目の痛み
  • 充血
  • 目が重たい
  • しょぼしょぼする
  • 眩しい
  • 涙が出る

体の症状

  • 肩こり
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気


原因について

眼精疲労の原因は、大きく4つに分けられます。

眼の病気

老眼や近視・乱視、ドライアイ、眼瞼下垂など、眼に何らかの病気や症状を抱えている場合です。白内障や緑内障、さらに手術の影響で起こる場合もあります。

▶ もっと詳しく:老眼、スマホ老眼に効果的な成分3選!メカニズムやおすすめの成分について解説します

体の病気

体の病気が眼に現れていることも考えられます。風邪やインフルエンザ、自律神経失調症、更年期障害など、眼と繋がっている耳や鼻の病気でなることが多いようです。

眼の使い過ぎ

眼の使いすぎや環境の問題もあります。眼は使えば使うほど疲れます。

情報化が進み、パソコンやスマホは昔よりも普及するようになり、目に負荷がかかっています。

環境

住居建材に含まれる化学物質などの影響による体調不良も、眼精疲労と関係があるとされています。さらに、精神的なストレスも眼精疲労には影響を与えます。

ストレスが強くなると、体にいろいろな症状が見られるようになりますが、眼精疲労もその一つです。

眼精疲労でなぜ体に異常が現れるのかという理由はまだはっきりとわかってはいません。

ものをよく見ようとして姿勢が不自然となり、肩こりを引き起こす。

目を凝らしたり集中力が高まることで緊張が続いてしまうことが主な原因として推測されています。

眼精疲労は、原因が重なりあって起こるものです。

目に何らかの病気があって、それが解決されたとしても、眼精疲労が治らないこともあります。

対処していくためには、さまざまな方面からのアプローチが大切です。

対策について

眼精疲労に効果のある成分を摂ることも一つの対処法です。

その他にもツボ押しやマッサージ、目を温めるなどの外側からケアする方法もあります。

眼精疲労にならないための予防法としては、目に優しい環境にする(照明の照度を落とす、パソコンのコントラストを調節するなど)、ストレスを解消する、目にあった眼鏡を使うなどがあります。

最近ではブルーライトをカットできる眼鏡も市販されていますので、使ってみると良いかもしれません。

まとめ

眼精疲労は全身にまで影響を及ぼすこともある病気です。

ちょっと目が疲れているなと感じる時は、十分な睡眠をとり、マッサージをするなど、休むことも必要です。

生活習慣や環境を見直し、目に優しく負荷の少ない生活を心がけるとともに、この記事で紹介した眼精疲労に効果的な成分を上手にとり入れていきましょう。
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