老眼、スマホ老眼に効果的な成分3選!メカニズムやおすすめの成分について解説します

老眼は、年齢を重ねていくとともにほとんどの人に起こる目の病気です。

しかし最近は20〜30代の若い人でも、老眼と同じような症状が見られる「スマホ老眼」に悩む人が増えているようです。

スマートフォンやパソコンを長時間使用することによって起こるため、このような名前が付けられました。

老眼は治すことはできませんが、症状を緩和させたり、進行を遅らせることは可能とされています。

老眼の症状に気が付くのが遅れてしまうと、目の病気のリスクが上昇したり、さまざまな体の症状が見られるようになることもあります。

「目に良い食品や、症状を回復させるための栄養素が知りたい」「いろいろな商品があって選べない」そう悩んだりはしていませんか?

この記事では、老眼やスマホ老眼に効果的な成分3つについて、管理栄養士が詳しく解説していきます。

管理栄養士のおすすめ!老眼、スマホ老眼を改善する成分3選

DHA・EPA

DHA・EPAはサンマやマグロなどの青魚に多く含まれる脂肪酸です。

体のさまざまな機能に効果的とされており、健康効果の高い成分として根強い人気があります。

DHA・EPAは、似たような成分として一緒に扱われることが多いのですが、細かく見ていくと、それぞれ異なる働きを持っています。

視覚の働きに効果が認められているのはDHAです。

網膜にはDHAが多数存在しており、DHAが減少すると網膜機能が低下することが認められています。

網膜は角膜から入ってきた光の情報を捉える視神経が多く存在する場所です。

光の刺激が電気シグナルとして視神経に伝えられます。

DHAはこの光の刺激の変換に関わっているとされ、さまざまな眼の疾患の予防や治療において注目され、研究が進んでいます。



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アスタキサンチン

アスタキサンチンはカロテノイドという色素の一種で赤や黄色、オレンジ色をしています。

代表的な食品には鮭、いくら、エビなどがあります。

化粧品にも多く使用されており、健康効果だけではなく美容効果も注目されています。

アスタキサンチンの特徴は高い抗酸化作用を持っていることです。

この抗酸化作用を持っていることにより、細胞にダメージを与える活性酸素を除去する働きがあります。

活性酸素によって細胞が傷付けられると、細胞の老化が進行していきます。

アスタキサンチンは、活性酸素による視細胞のダメージを防ぎ、老化やさまざまな病気を防ぐ効果が期待されています。

目はとても重要な器官です。

血液網膜関門というフィルターを通り抜け、目まで届く栄養成分というのはごくわずかなものに限られています。

抗酸化物質には、ビタミンCやβ-カロテンなどいくつもありますが、これらはフィルターを通り抜けられません。

アスタキサンチンは、目まで届くことのできる数少ない抗酸化物質のうちの一つです。



▶ もっと詳しく:アスタキサンチンをDHA・EPAと合わせて取るメリットとは?化粧品にも使われる抗酸化力の高い成分

ルティン

ルテインは、野菜や果物、海藻類などに含まれるカロテノイドという色素の一種です。

抗酸化作用を持っており、細胞を傷つける活性酸素から身を守っています。

目は常に光にさらされる器官で、紫外線やブルーライトなどによって細胞が傷付きやすくなっています。

これらが原因で、目にも活性酸素が発生しますが、黄斑部や水晶体に存在するルテインの抗酸化作用により、活性酸素による視細胞のダメージから守られています。

ルテインは、加齢とともに減少していきます。

老眼だけではなく、その他の目の病気が加齢とともに増えていくのも、ルテインの量に関係があるといわれています。



▶ もっと詳しく:ルテインをDHA・EPAと合わせて取るメリットとは?ブルーベリーに含まれるルテインの効果とは

老眼、スマホ老眼とは?

症状について

老眼は、加齢とともに現れる目の病気です。

大体40歳前後から始まり、誰にでも起こります。

ピントの調節機能の低下で調節できる範囲が少なくなり、遠くが見える人は近くのものが、近くが見える人は遠くが見えなくなってきます。

スマホ老眼は、まだ老眼が起こる年齢ではない、20〜30代の人に多く見られる病気です。

普通の老眼と同じように、手元が見えにくい、夕方になると物が見づらくなるなどの症状が出てきます。

スマホ老眼の場合は、症状が一時的な場合が多く、疲れの度合いによっても左右されます。

どちらの老眼でも、無理をしてしまうと肩こりや目の疲れ、頭痛、吐き気などの症状が見られることがあります。

原因について

加齢による老眼の原因は、水晶体の弾力低下と、毛様体筋の衰えによって、水晶体の伸縮がスムーズにできないことです。

スマホ老眼も、毛様体が凝り固まることで、ピント調節が上手にできなくなり起こりやすくなります。

スマホやパソコンの画面を至近距離で見続けるということで、目に大きな負荷がかかってしまうようです。

対策について

老眼は、加齢によって自然に起こるものなので、完全に防ぐことはできません。

しかし、毛様体筋を鍛える目の体操をしたり、運動によって血行を良くすることで、進行を遅らせることはできます。

また、DHAやアスタキサンチン、ルテインなど、目に良いといわれている栄養素を積極的にとり入れてみるのもおすすめです。

スマホ老眼は、目を酷使することで現れる現代病です。

定期的に目を休め、目の周りを温めたり、目薬を活用して目に負担を減らし、目に良いとされる栄養素を摂ることを意識してみましょう。

まとめ

老眼やスマホ老眼は、毛様体筋の筋力低下が原因で、ピント調節が上手くできなくなる状態です。

普段から目に負担をかけすぎないよう心がけるとともに、視力に効果のある栄養素をとりいれて、目を健やかに保ちましょう。
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