血行促進にオススメの成分3選!メカニズムや効果について解説します

体の冷えを感じたり、むくみやすいと感じることはありませんか?

このような症状は、血行不良で起こることがあります。

血行とは、いわゆる体を流れる血液の循環のこと。

血行を改善することで代謝アップや肩こり改善など、さまざまな効果を期待できます。

この記事では、血行を促進する効果のあるおすすめの成分3つを紹介し、どのようにして血行促進に作用するのか、そのメカニズムを管理栄養士が解説していきます。

さらに、血行が悪くなる原因や現れる症状などについても詳しくまとめていきます。

管理栄養士のおすすめ!血行改善の成分3選

DHA・EPA

DHA・EPAは必須脂肪酸であり、必ず食べ物から摂らなくてはいけない成分です。

健康効果の高いオメガ3脂肪酸に分類され、主にサンマやサバなどの青魚から摂取することができます。

▶ もっと詳しく:オメガ3脂肪酸とは~ダイエットに効果的な摂り方や、摂取量、注意点を解説します

脳の活性化をする、アレルギー症状を緩和するなどのさまざまな効果がありますが、血液をサラサラにする、血行を促進して新陳代謝を高めるというような、血液に対する有用性も認められています

血行が促進されることで有酸素運動も効率よく行えるようになることから、スポーツ業界からも注目されています。

DHA・EPAの血行改善のメカニズム

まず、DHAのメカニズムについて解説します。DHAは細胞膜のリン脂質に存在しており、細胞膜を柔らかく保つ働きがあります。

これによって血管が柔軟性を保てるようになり、毛細血管での血行が促進される仕組みになっています。

次にEPAのメカニズムについてです。EPAは血小板凝集抑制作用があり、血液をサラサラにするといわれています。

DHA・EPAの働きによって血行が促進されると、自然に全身を巡る酸素の量が増加します。

これにより、脳を巡る酸素の量が増えて脳の活性化に繋がったり、疲労回復を早める、新陳代謝が高まるなどの効果も期待できます。

ジンゲロール・ショウガオール

ジンゲロール・ショウガオールは、家庭でもよく使われる生姜に含まれる成分です。

生姜の皮付近にあるジンゲロールという成分が、加熱されることによってショウガオールに変化します。

生姜は体を温める食べ物として漢方でも用いられています。これは血行不良や冷え性を改善する作用によります。

その他にも咳止めや抗酸化作用、血中脂質の改善など、いろいろな効果が期待されています。

ジンゲロール・ショウガオールの血行改善のメカニズム

生姜に含まれる成分には、エネルギー消費量を高める効果があるといわれています。

ジンゲロールが酸素消費量を増加させ、体内の脂肪の燃焼を高めることでエネルギーの消費を促進します。

これにより血行が改善し、体が温かいと感じられます。

体温が上がると基礎代謝が上がりますが、その結果新陳代謝も促進されます。

新陳代謝は細胞の生まれ変わりという意味。新陳代謝を促進することで美肌や美髪など美容面への効果も期待できます。   

高麗人参

高麗人参は朝鮮人参とも呼ばれ、中国では生薬として使われています。

疲労回復効果や強心作用があると考えられており、2型糖尿病や学習能力向上についての可能性についても示唆されています。

さまざまな効果が期待できますが、その一方で妊娠中や授乳中、ワルファリン薬服用中、カフェインとの相互作用など、気を付けなければいけないケースも多いので、服用は慎重に行う必要があります。

高麗人参の血行改善のメカニズム

高麗人参は、脳下垂体からの副腎皮質ホルモンの分泌を促します。

これにより血流を改善し、赤血球の機能を活性化して全身に酸素を供給できるようになります。

血行不良による冷えそうや頭痛、肩こり、腰痛などの症状改善が期待できます。

冷えは万病の元ともいわれるほど、健康にとっては大敵です。

冷えを改善することで基礎代謝が上がり、新陳代謝を高め、細胞の生まれ変わりを促します。

参考:「健康食品」の安全性・有効性情報、高麗紅参の効果

血行不良とは?

血行とは、「血液のめぐり」のことを言い、体のすみずみに栄養や酸素を運んでいる流れを表します。

血行不良はさまざまな病気の原因となることがあります。

原因不明の症状があった場合、血行を改善すると症状が軽くなったという経験がある方もいるかもしれません。

自分では気が付きにくいですが、いろいろな病気や症状の原因が、血行不良の陰に隠れていることもあるのです。

血行不良(冷え性)の原因

血行不良や冷え性の原因として考えられるものには次のようなものがあります。
  • 下着や靴下などによる締めつけ
  • 女性ホルモンの乱れ
  • 食事

血行不良や冷え性が原因で起こりやすくなる疾患

  • 生理不順
  • 月経困難症
  • 膀胱炎
また、血行不良や冷え性は、貧血・低血圧・更年期障害を伴っている場合が多いです。

症状が重なると、どんどん不調な部分が増えていくため、早めに対処することが大切です。

▶ もっと詳しく:更年期障害の症状を和らげる成分3選!メカニズムや効果について解説します

血行不良(冷え性)の対策

体が冷えていると感じるときは、同時に血流も滞っています。

体を温めることを意識すると自然と血流も改善していきますよ。

体を温める

体が冷えてしまった時には温かいドリンクを飲んだり、お風呂にゆっくりと浸かって芯から温めましょう。

体を動かす

同じ姿勢を続けていたり、運動の習慣がないと血流が悪くなります。体が凝ったなと感じる前に、ストレッチやマッサージで体をほぐしてあげましょう。

体を締め付けない

キツい下着は血行不良の原因になります。ワイヤレスのものを使ってみたり、自分の体型に合ったサイズを選びましょう。

まとめ

血行不良は冷え性と同時に起こるもので、さまざまな病気の原因となります。

食事以外にも原因はありますが、体を冷やさないことを意識して生活すると、自然と改善してきます。

血行不良は根本から体質を変えていくことが必要です。

薬だけに頼らず、食事や生活週間の見直しを行い、冷えない身体づくりをしていきましょう。
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