悪玉コレステロールを下げる成分3選!メカニズムやどんな人にオススメかを解説します

検診で「コレステロールが高い」と言われた経験はありませんか?

コレステロールが高いだけでは、自覚症状が現れないことがほとんどで、気付いたときには手遅れになっているという場合もあります。

定期的に検診を受け、早期発見、早期治療を行うことが重要です。

悪玉コレステロールは、血中で増えると、動脈硬化を進行させ、脳血管疾患や心疾患などの重大な病気のリスクを高めます。

家庭での日常的な生活習慣が重要で、食事や運動などに気を付けることで予防ができます。

この記事では、悪玉コレステロールを低下させる効果のある成分3つについて、管理栄養士が解説していきます。

なぜ悪玉コレステロールを下げるのか、そのメカニズムや、どんな食品に含まれているのかなどを紹介します。

管理栄養士のおすすめ!悪玉コレステロールを下げる成分3選

DHA・EPA

DHA・EPAは魚の油に含まれる成分で、特に青魚のサンマやサバなどに多く含まれています。

血中のコレステロールを低下させるだけではなく、中性脂肪を下げる効果もあり、脂質異常症を予防し、動脈硬化の進行を抑える効果があります。


どんな人にオススメ?

  • コレステロールが高い人
  • 中性脂肪が高い人
  • 油っこい食事が好きな人
  • 代謝を高めたい人
  • ダイエットしている人
  • 物忘れが気になる人

悪玉コレステロールを下げる理由とメカニズム

コレステロールは、主にLDLコレステロールと呼ばれる悪玉コレステロールと、HDLコレステロールと呼ばれる善玉コレステロールに分けられます。

悪玉コレステロールは、体の各所に、コレステロールを運ぶ働きをしており、善玉コレステロールは、反対に、コレステロールを回収する働きをしています。

DHA・EPAには、善玉コレステロールを増やす働きがあり、血中に増えた悪玉コレステロールを肝臓まで運んでくれます。

これにより、血中の悪玉コレステロール濃度が下がるといわれています。

DHA・EPAはどちらもコレステロールや中性脂肪を低下させる働きがあり、動脈硬化予防に有効とされています。

しかし、血液をサラサラにしたり、血栓をできにくくする効果がより高いのは、EPAとされています。

リコピン

リコピンは、トマトに含まれるカロテノイドと呼ばれる色素成分です。

カロテノイドは約600種類が発見されていますが、ヒトを含む動物は、体内で合成することができません。

そのため、野菜や果物などの植物から摂ることが必要です。

リコピンは、美容や健康に良い成分として、以前から注目されていましたが、長年の研究によって、新たにコレステロールを低下させる働きがあることが実証されました

どんな人にオススメ?

  • 善玉コレステロールが低い人
  • 生活習慣病を予防したい人
  • 肌をきれいにしたい人
  • アンチエイジングをしたい人
  • 野菜不足の人
  • トマトが好きな人

悪玉コレステロールを下げる理由とメカニズム

リコピンが悪玉コレステロールを下げるのは、DHA・EPAと同じく、HDLコレステロールを増やすことによるとされています。

HDLコレステロールが増えることによって、血中の余分な悪玉コレステロールが肝臓に回収される仕組みになっています。

コレステロールというと、悪玉コレステロールを下げることばかりが注目されてしまいますが、善玉コレステロールを増やすことも大切で、これにはリコピンがオススメです。

トマト以外にも、すいかや柿などの果物にも含まれています。

リコピンは、1回だけ摂取してもあまり意味はなく、8週間継続して摂ることで効果が現れるとされています。

毎日トマトを食べるのは大変という人は、摂りやすいトマトジュースでも効果が得られるので、自分に合ったものを選んでみましょう。

キトサン

キトサンは、動物性食物繊維の一種で、カニやエビの甲羅のキチンから抽出されます。

生理効果はキトサンの方が高くなっています。


どんな人にオススメ?

  • 油っぽい食事が好きな人
  • 糖質の摂取が多い人
  • お酒を飲む人
  • 血圧が高い人

悪玉コレステロールを下げる理由とメカニズム

キトサンはグルコサミンが結合した多糖類で、分子中に遊離のアミノ基を多数持っています。

これに悪玉コレステロールが結合することにより、吸収が妨げられ、体外に排出されます。

キトサンは水分を保持する作用があり、消化されにくい性質があるので、下痢や便秘の原因となることもあります。

脂溶性ビタミンの吸収を妨げるため、キトサンを摂取するときは一緒にビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKを摂取する必要があります。

カニやエビの甲羅や殻まで摂取する人はあまりいないので、サプリのような健康食品から摂ることがほとんどです。

まとめ

悪玉コレステロールを下げる3つのおすすめ成分について解説しました。

単純に悪玉コレステロールを下げるとだけではなく、善玉コレステロールの増加も深く関わっています。

それぞれの成分の特徴に合わせて、一緒に合わせて摂る成分も考えていけるとさらに効率よく摂取することができそうです。

悪玉コレステロールを下げるメカニズムを正しく理解し、自分に合った成分を見つけて、続けやすい方法でとり入れていきましょう。
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