成長期の子供に摂らせたいおすすめ成分3選

子供の体格や学習面など、成長に関しての悩みを抱える親御さんは多いですよね。

他の子と比べるのは良くないとはわかっていても、つい比べてしまいがちです。

子供の成長を促す方法の一つとして、食事やサプリメントが候補に挙げられますが、「頭が良くなる」「背が伸びる」など、いろいろな成分があり、迷った経験はありませんか?

また、「どうして効果があるの?」「本当に効くの?」と疑問を持つことも多いですよね。

この記事では、成長期のお子さんにオススメの3つの成分と、そのメカニズムを管理栄養士が解説していきます。

さらに、それ以外の栄養素や生活のポイントなどについても解説します。いろいろな面から子供の健やかな成長をサポートしてあげましょう。

管理栄養士のおすすめ!成長期に摂らせたいおすすめ成分3選

DHA・EPA

DHA・EPAは青魚に含まれている脂肪酸で、オメガ3脂肪酸と呼ばれています。

▶ もっと詳しく:オメガ3脂肪酸とは~ダイエットに効果的な摂り方や、摂取量、注意点を解説します

体の中では合成されない必須脂肪酸のため、毎日の食事からとり入れる必要があります。

特にDHAは子供の脳の発達にも関わる重要な栄養素といわれています。

DHA・EPAは同じ働きをするものと考えられがちですが、ヒトの脳にはEPAは存在しておらず、実際に脳に入ることができるのはDHAのみです。

このため脳神経系の働きにはDHAが関係していると考えられています。

DHAは最近では胎児や乳児の成長を促す栄養素として認知度が上がってきています。

妊娠中に母親がDHAを摂取すると胎盤を通して胎児の脳までDHAが届き、出産をしてからは母乳を介して乳児の脳まで届きます。

母乳を飲んでいた子供と人工乳を飲んで育った子供の学習機能に関する研究は多く報告されていますが、母乳で育った子供はDHAレベルを高く保つことができるため「知能指数が高くなる」「問題解決能力が高まる」「脳神経系の発達に有利」などと考えられています。

DHAは乳児だけに効果があるわけではなく、どのライフステージにおいても脳を育てるための大切な栄養素です。

最近はDHAが添加されたソーセージやパンなども市販されていますし、子供向けのサプリメントもあります。

▶ もっと詳しく:DHA・EPA サプリメント 人気ランキング

必ず青魚から摂らなくてはいけないというものではありませんので、そういった食品を活用しながらDHAを摂らせてあげましょう。

カルシウム

カルシウムは「骨を丈夫にする」栄養素として知られています。主に乳製品や小魚、大豆製品に多く含まれています。

骨量は、5歳から18歳までの限られた期間にしか増やすことができず、ピークを迎えると、その後は維持期を経て減少していくだけです。

子供の間に骨量をどれだけ増やしておけるかというのが、50代以降の骨粗鬆症のリスクを低下させることにつながります。

▶ もっと詳しく:更年期障害の症状を和らげる成分3選!メカニズムや効果について解説します

成長期の子供は大人に比べて骨の成長が活発であるため、この時期にカルシウムを摂取することはとても重要です。

カルシウムだけ摂れば良いというわけではありませんが、成長に関わる重要な栄養素の一つであることは確かです。

また、カルシウムを含めたミネラルは、お互いに吸収を阻害し合います。

肉やインスタント食品に多く含まれているリンは、カルシウムの吸収を阻害してしまいます。

食事が偏らないように色々な食品をバランス良く食べるようにしましょう。

参考:農林水産省|大切な栄養素 カルシウム、タケダ健康サイト|カルシウム特集

たんぱく質

たんぱく質は肉や魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれている栄養素です。

筋肉や皮膚、髪の毛など体を構成する大切な栄養素で、ホルモンや酵素、抗体など、重要な働きをする物質の構成成分にもなっています。

たんぱく質が不足すると成長障害や体力の低下、免疫力の低下が起こります。

たんぱく質は骨の健康にも関わっており、骨芽細胞から新しい骨を作り出す時にたんぱく質の一種であるコラーゲンが使われています。

成長ホルモンが多く分泌される睡眠時にたんぱく質の吸収率を高めることで、骨の成長や筋肉の増強にも繋がります。

成長期に必要な栄養とは

子供の成長にはさまざまな栄養素が関わっているため、これだけ摂っていれば安心ということはありません。

幅広くいろいろな食品をバランス良くとり入れていくことが大切です。


骨を丈夫にする栄養素

成長といえばカルシウムと安易に考えがちですが、リンやマグネシウムとのバランスも大切です。

また、吸収率を高めるためにはビタミンDの摂取も必要です。

ビタミンDはキノコ類に多いほか、日光に当たることで合成することもできます。

家の中だけではなく外遊びが大切といわれるのはこのことからです。

体を動かすための栄養素

子供は体を動かしながら、自然と筋肉が鍛えられていきます。

エネルギー源となる栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)がないと元気に体を動かすことができません。

また、その栄養素をエネルギーに変えるためのビタミンB群も必要です。

ビタミンB群のなかでも特に、ビタミンB6はたんぱく質を分解して、成長ホルモンの分泌を促すアルギニンやシトルリンなどのアミノ酸を作り出す働きがあります。

アミノ酸は成長ホルモンの分泌だけではなく、筋肉の成長や血管を丈夫にするなどの働きがあり成長に欠かすことのできない栄養素です。

このように、成長期の子供にはさまざまな栄養素が必要となり、特定の栄養素を摂りたいときはサプリメントを使用するのがオススメです。

過剰摂取はかえって逆効果になることもあるので必ず適量を守り、食事とのバランスにも気を付けましょう。

原材料の生産地や製造過程なども考えて、安心できるものを選びましょう。

まとめ

親にとって子供の成長はとても気になるものです。

食事や運動、睡眠などの生活習慣が成長を促す要因となりますが、特に食事は重要です。

いろいろな食材をとり入れて食事全体のバランスを整えながら、成長期に必要な栄養素が不足しないように心がけましょう。
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